登録販売者資質向上研修概要
厚生労働省「外部研修ガイドライン」対応研修

■外部研修ガイドライン対応研修について
「登録販売者の資質の向上のための外部研修に関するガイドライン」(外部研修ガイドライン)が求める7項目に対応した研修です。
◆外部研修ガイドラインの求める内容
  1. 医薬品に共通する特性と基本的な知識
  2. 人体の働きと医薬品
  3. おもな一般用医薬品とその作用
  4. 薬事に関する法規と制度
  5. 一般用医薬品の適正使用と安全対策
  6. リスク区分等の変更があった医薬品
  7. その他登録販売者として求められる理念、倫理、関連法規等

■研修実施体制の専門性、公平性について
教育、学術等関係者、消費者等から構成される「登録販売者資質向上研修企画有識者会議」で研修の内容・運営方法を検討し、「登録販売者資質向上研修教材専門家会議」で教材を作成することにより、研修実施体制の専門性、客観性、公平性等を図っています。

■研修の実施形式
研修には「集合研修」と「通信研修」があります。1年間(5月1日~翌年4月30日)に6時間の「集合研修」と6時間の「通信研修」、もしくは1日6時間の「集合研修」を2回受講した受講者に、資質向上研修の修了証が発行されます。

※後期の通信研修受講証明証は、前期の研修を受講せず、後期のみを受講した者に発行する。

■研修の内容・方法
1. 集合研修
集合研修のカリキュラムは外部研修ガイドラインを満たす基礎編と応用編で構成され、継続的に最新報と適正な情報提供、相談応需に役だつ内容を提供します。
●基礎編
① 医薬品に共通する特性と基本的な知識
医薬品の本質や有効性、安全性について、さらに薬害の歴史や医薬品の持つ副作用、危険性など。
② 人体の働きと医薬品
身体の構造と働き、薬の働く仕組み、副作用の症状など。
③ 主な一般用医薬品とその作用
主な一般用医薬品とその作用を知り、購入者等への情報提供や相談対応に活用できる最新情報など。
④ 薬事に関する法規と制度
薬事関係法規を遵守する大切さと、一般用医薬品の販売に関する法令・制度の仕組みに関する最新情報。
⑤ 一般用医薬品の適正使用と安全対策
医薬品の添付文書、製品表示等を読み込み、情報提供や相談応需に活用できる最新情報と、副作用等の報告義務、継続的に行う役割、副作用被害救済制度を活用できる情報。
⑥ リスク区分等の変更があった医薬品
一般用医薬品のリスク区分、添付文書等の変更内容の提供と、それに合わせて、それらの情報が専門家として常に収集しなければならない最新情報。
⑦ その他登録販売者として求められる理念、倫理、関連法規等
セルフメディケーションの支援者として、登録販売者に求められる社会的な使命や役割、理念、倫理、関連法規等についての継続的な知識を持つ。
●応用編
①関連法規
健康政策、健康食品、化粧品、介護用品など、セルフメディケーション支援者として必要な関連法規。
②地域薬務情報
都道府県等の薬務行政と協力、連携し、医薬品販売の専門家として法の順守と行政等との協力意識を高める。
③医薬品および医薬品関連情報の注意点
行政から出された通知等の他、国民生活センター、関係学会、関係団体などから発出された医薬品や医薬品関連情報のなかで、特に販売時に注意が必要だと思われる最新情報、または購入者等への注意喚起事項。
④薬剤師、医師への勧奨時のポイント
適正な薬剤師への取り次ぎ、医師の受診勧奨を行うための心構えとそのポイント。
⑤勤務店舗の医薬品情報体制、医薬品管理
医薬品のリスク別陳列、情報提供、相談応需、掲示など、特に勤務する店舗の管理者として知っておかなければならない販売制度に関する事項。
⑥その他、登録販売者の業務遂行のために求められる知識
日進月歩のセルフチェックケア、スキンケア、オーラルケア、アイケア、フットケア等の各用品、介護用品など、薬局・薬店で幅広く扱われているヘルスケア用品についての正しい使い方、さらにセルフメディケーション推進の支援の仕方などに関する最新情報。
2. 通信研修(eラーニングもしくは郵送通信)
資質向上研修の「通信研修」の内容は、外部研修ガイドラインに対応し、店頭でよく聞かれる事項を、症状、部位別に分類し、薬効別に研修します。
eラーニング:パソコンなどの機器、通信環境が必要です。アカウント・パスワードを発行します。学習・確認試験はネット上で行います。
郵送通信:テキストを基に学習し確認試験(マークシート形式)を行い、協励会事務局に返送後、採点を行います。採点結果により不合格の場合は、レポート提出が必要となります。

■講師
協励会の講師は、開催する研修内容に関する専門的な技術・知識を有する者で、協励会に登録された次の2種類の講師により、全国の登録販売者の資質向上研修を実施します。
1. 特別講師
行政官または行政経験者、薬害被害者(または薬害被害者団体から選出された者)、消費者代表など、医薬品の安全・安心、適正使用等、さらに医薬品を使用する立場から高い見識を有する者。
2. 認定講師
薬局等で3年以上の実務経験を有し、一定条件を満たし、実施する研修に関する専門的な技術・知識を有する薬剤師、登録販売者。

下記「実施要領」をクリックすると、資質向上研修の詳細が記載されています。
登録販売者資質向上研修
実施要領

【PDF】